2004上期 ザ・ベスト投票
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投票された作家、およびタイトル (作家あ〜順)
■ 内容のコメント
やさしい闇 エイミー・J・フェッツアー
ストーリー展開、ヒロイン・ヒーローの人物設定がうまいと思います。
これ以外のワイフ社シリーズも面白いです。
いちおうシリーズですけど、それぞれ独立したストーリーなので順番を追う必要がないのが楽です。
Dの作家さんなのでラブシーンはHOTです・・・
迷路 キャサリン・コールター
どちらかというとロマンスよりもサスペンス色の濃い作品。
林啓恵さんの翻訳は好きです。
小説の内容については・・・・・、一言で言うと「謎だらけ。」
FBIの犯罪分析科に配属されたばかりのレーシー・シャーロック。
まず、彼女の家族が曲者揃いで、どいつもこいつも「よくわからない。」
7年前の殺人事件の真相。「え?どうして??」
読み終わった後でさえ、まだ「何故なの?」と疑問の残る部分がある。(私だけかな?)
でも、彼女の上司であるディロン・サビッチが魅力的なんだな〜。
FBI捜査官の中でも特に切れ者と評判の男で、コンピューターの天才、鍛え抜かれた逞しい身体をもち、人間的にも出来ている。
カントリーを歌うのが好きっていうところも、愛すべき存在ですね。
二人のロマンスも素敵。
このシャーロックとサビッチの<S&Sコンビ>が活躍する『FBIスリラー・シリーズ』が今後次々と翻訳されるといいな〜との願いをこめて、ザ・ベスト!に一票。
天使の靴音 キャロライン・ジャンツ
このHQコミックスを読んだあと原作が読みたくなって、HQにはまっていき現在にいたるのでした。
この愛しき者を サンドラ・キャンフィールド
ボストン警察の刑事・ジェイクは、誤認による発砲で、民間人を死亡させてしまう。
その事故によって夫を失くし、未亡人となったロビンは未熟児を出産。
罪の意識に押しつぶされ、警察を休職したジェイクは、ロビンの赤ちゃん・ピーターが入院している病院の未熟児集中治療室でボランティアとして働き始める。
マスコミから逃れ、ピーターを女手ひとつで懸命に育てようとするロビン。
近づいてはいけないと判っていながら、ジェイクはこの母子を守らずにはいられない。
彼女の夫を殺したのは自分だということを告げられないまま、二人は恋に落ちていく―。
ううっ、もう、切なくて、泣けました・・・。
とりわけ、誤射によって罪もない人間を殺してしまった悔恨の情にかられ、時間を巻き戻してあの瞬間をやり直せるものなら、と逡巡し、不毛な日々を過ごすジェイクの心のうちは、読んでいて胸が痛くなるほどでした。
彼が40過ぎの、離婚歴がある男性で、最愛の娘達と離れて暮らさなければならないところも、年老いた親の介護問題に心を痛めている部分にも、感情移入してしまって・・・。
アメリカ人にとって、一人ぼっちで過ごすサンクスギビング(感謝祭)くらい孤独なものはないといっていいでしょう。
この世に残されたたった一人の家族、未熟児のピーターに対する母親ロビンの気持ちや、亡くなった夫への罪悪感とジェイクへの想いに板ばさみになって苦しむ様子も、実に丁寧に描かれていて、共感できました。
ボストンの冬でも、スノウ・ストームが来ればいとも簡単に地域一帯が停電して家に閉じ込められてしまうのですね。
経験者の一人として状況がよ〜く理解でき、ストーリーに入り込めました。
ジェイクと年老いた父親(元警察官)のやりとりにもぐっときてしまい、またしても涙・・・。
やたらと涙もろくなったのは歳のせいかしらん???
サンドラ・キャンフィールドは他にも沢山素晴らしい作品を執筆しています。
RITA賞をはじめ、数々の受賞作品の邦訳がスーパーロマンスやスペシャル・エディションから出版されています。
カレン・キースト名義の「ラベンダー色の夜に」(N-317)などは、若い読者の方にもお楽しみ頂けるのではないでしょうか。(ああ、我ながら年寄りくさいコメント。笑)
27通のラブレター サンドラ・ブラウン
いまやロマンティック・サスペンスの女王と呼ばれ、ミューヨークタイムズのベストセラー・リストの常連となったサンドラ・ブラウンの18年前(ハーレクイン時代)の作品。
まじりっけなしの激甘ロマンス(笑)。好きだわぁ〜こういうのも。
テロリストによる爆破事件で瀕死の重傷を負った主人公の海兵隊員が、長い入院生活の後、奇跡の生還を果たし、死亡した同僚の残された妻に会いに行く・・・というお話。
亡くなった同僚から預かっていた愛妻からの27通のラブレターが、片目を失い、左半身も不自由になり、病院のベッドの上で絶望の淵をさまよっていた主人公の生きる糧となる。
次第に、会ったこともない彼女に強く惹かれ、愛するようになっていたことに気づく。
未亡人となったヒロインがこれまでに夫宛に書いた手紙を全て暗唱できるほど繰り返し読んでいた彼のことですから、彼女の考え方、好みなど熟知しています♪
そして、その情報をもとに彼女のためにあれこれと準備し、世話を焼き、尽くすのだ〜☆
羨ましいぞっ、ヒロイン!
これだけ尽くしてもらったら、自分が夫に宛てた手紙を彼がこっそり読んでいたのを隠していたことなんて、もう、どうだっていいじゃないか!チャラよ、チャラ!
こんなに思いやりがあって、セクシーな魅力溢れるヒーロー、目の前の幸せに気づかずに意固地になっている彼女のことなど放っておいて、私のところに来てくれたらよかったのに!
手を取り合って教会へ直行よ〜〜〜♪(壊れてる、苦笑)
主人公の彼と父親の会話がまた、じぃ〜んときて良いのです。
私でない私 サンドラ・ブラウン
サンドラはやはり巧いっ。読ませます。
ロマンスもサスペンスも二重丸◎。
HQの存在を知らなくて、新潮文庫でしか彼女の小説が読めなかった頃、何度この本を再読したことか。
これ以降、彼女の新潮文庫作品は発売と同時に買っています。
サンドラの邦訳版が入手しづらかったものは原書にも手を出してしまいました。
他の出版社から出ている作品と比べると、新潮文庫の殆どの作品が、よりミステリー色が強いように感じます。
彼女は別名義でも沢山の小説を執筆しているけれど、今のところこれが私にとってのザ・ベスト!
イヴ&ローク シリーズ1〜4 J.D.ロブ
あのう、大きな声じゃ言えないんですけど、私・・・・・
・・・・・ノーラ・ロバーツの最近のHQ作品って苦手なんです(ぼそっと)。
でも、ノーラが別名義<J.D.ロブ>で書いているイヴ&ローク
シリーズは好き☆
これは、本国アメリカで”In Death Series”として既に約20作刊行され、現在も続いているベストセラーで、近未来(今から約50年後)のニューヨークを舞台にしたロマンティック・サスペンスです。
主人公はニューヨーク市警察に勤務する警部補イヴ・ダラス。
刑事としては優秀だけれど、不幸な環境のもとで育ち、心に深刻な傷を抱えているイヴが、次々と難解な殺人事件に挑みます。
幼児期の悪夢のような記憶を封印し、がむしゃらに捜査に専念することによって、自己の存在価値を見出そうとするイヴ。
殺人事件の捜査で浮かび上がった容疑者の一人として出会ったのが、宇宙一(!)の大富豪ローク。
彼も生い立ちに問題があって、孤児同様の生活から実業家として成功するまで,時には不法なことにも手を染めて、のし上がってきた謎の男性。
何せ名前からして苗字なしのロークっていうんですから・・・・誰も彼のフルネームを知らないの(笑)。
一人の女性と深く付き合うことのなかったロークもまた、イヴとの出会いによって変わっていきます。
表面は強がってばかりのイヴを理解しようと努め、公私共に彼女の支えになってくれて、そのやさしいことといったら・・・至れり尽くせり、もうイヴを甘やかし放題♪
”痒いところに手が届く”ロークなんですよ〜。
それなのにイヴったら、終始彼に喧嘩腰っていうか、ツンケンしてばかりなんだもの。
男性の親指ほどもある高価なダイヤモンドのネックレスをプレゼントされても、
「ペットのように飼いならされたくない」
なんて言って、素直に受け取ろうともしない。(~_~;
(彼が去った後、カウンターに投げつたそのネックレス、要らないなら私にくれ〜〜〜!笑)
これまで人を愛すること、愛されることを知らずに生きてきたイヴが、ロークに手を差し伸べられ、周りの人間と信頼関係を築けるようになるにつれて、少しずつ心を開いて、素直になっていく過程が見どころでしょうか。
(もうちょっと可愛げがあってもよさそうなものだと私は思いますけど〜。笑)
脇役陣が皆個性的で、回を追う毎に人間関係がどんどん膨らんでいくのも、シリーズものの醍醐味といえるでしょう。
ロークの執事サマーセットがまたいいキャラなんだわ〜。
彼は最初からイヴに対して冷ややかな態度をとり、一方イヴもそれを十分承知していてサマーセットにはいつでも挑戦的なの。
「彼もあれで、いいところはあるんだよ」なんてロークに窘められているけれど、二人の険悪な仲は一向に改善される気配がありません(笑)。
近い将来地球上では自然の破壊が進み、コーヒー豆も栽培できなくなってくることから、本物のコーヒーは高価な貴重品となるため、警部補の身分ではとても手の出せない代物に・・・っていうのが妙に記憶に残っています。
毎朝庭の緑を眺めながら、ひきたての香り高い豆でいれた美味しいコーヒーを飲む幸せを、より一層感じるようになったかも☆★☆
満月と血とキスと シャーレイン・ハリス
バンパイアものと聞いたら手を出さずにはいられず、速攻で購入、即日読了。
まず、設定が斬新で面白い♪
近未来のお話で、バンパイアが法律的にも正式に認知され、人間と共存していく道を模索し始めた頃。
しかしながら、そこは何といってもバンパイアですから(笑)、人間とは違い、色々と問題が・・・。
なんとも不気味さが抜けきらないところがいいんですね。
人工血液なんてものが販売されていたり(近いj将来、実際に人工血液が登場することになったら、やはり日本が世界に先駆けて一番最初に開発するのかな?)、バンパイア専門のホテルやクラブがあったりして、ナルホドねぇ〜と感心しながら読み進めました。
太陽が出ている間、彼らがどのようにして眠っているのかも極めて興味深いところ。
主人公のバンパイアが眠りから醒める場面にはのけぞりましたわ。
ヒロインは特殊な技能を持っている(人の心が読めちゃう)とはいえ、平凡なバーのウェイトレス、というのも気に入りました。
彼女、やさしい心の持ち主だし、勇気&ガッツがあっていいんですよ。
脇役も皆良い味だしてます。
シリーズ第二作が早く読みた〜い!!
氷炎 シャーロット・ラム
シャーロット・ラムの本は9割方すばらしい作品ばかりですが、中でもこれは秀逸です。単なるロマンス本でなく、文学作品だと思います。
ヒロインの心の動きの描写が特に好き。何十回と読みました。これまでに3000冊近く読んでますが、これ以上の本には出合えていません。
……で、ここに書くため本棚から出してきたので、今からもう1回読むと(笑)
シャーロット・ラムの本は、何冊か「結婚」を口にしないで終わる本があります。ハーレクインのラストはどれも「結婚」なのですがね。その意味でもめずらしい作家ですよね。
この本も、話題には出ますがはっきりとプロポーズはしないですね。「戦いすんで」はいずれは結婚するという前提での同棲をしようという提案で終わるし、「
一輪のばらを手に」は恋人になって終わる。たしか「波紋」もそうだったような。
時のかなたの恋人 ジュード・デヴロー
ロマンス小説に嵌るきっかけとなった、思い出の一冊。
ハインライン『夏への扉』(ハヤカワ文庫)を激愛していた私にとって、この”タイムトラベル”という設定はツボでした。
本物の鎧を纏った騎士が過去から現代に突如現れて、訳のわからぬままとんちんかんな行動にでるところは可笑しいし、ヒロインを取り巻く環境や心情も巧みに描かれていて、あれよあれよという間に話に引き込まれ、一気読みです!
ラストはちょっぴり切ない・・・・。
こてこてのロマンスではないので、もしかしたら男性でも抵抗なく読めるかも(あ、”店主様に読ませたい一冊”の投票ではありませんでしたね、笑)。
これと似たような小説はないものか、と探していたところ、確か「本の雑誌」の読書相談室(私の記憶違いでなければ)にリンダ・ハワード「夢のなかの騎士」が紹介されており、そこからリンダワールドへ・・・そしてHQの道へまっしぐら、となるのでした。
ラヴァーズ(上) (下) ジュディス・クランツ
L・A、パリ、ヴェニスを舞台にした、クランツお得意の華麗なストーリー。
羨ましくて思わず溜息がでてしまいました。
ああ、私も映画プロデューサーの父親をもち、細身でセクシーな魅力を発散させて、ハンサムで大富豪の男性に求愛されてみたいっ・・・(たとえ生まれ変わったとしても無理)。
意外な結末にもにっこり。
読み応えがあって読後感も良い作品です。
スクループルズ 愛と情熱の物語(上)(下) ジュディス・クランツ
ファッションや映画業界を舞台にした華やかなサクセス・ストーリー。
ビヴァリー・ヒルズの超高級ブティックなんて足を踏み入れたことのない私も、うっとりとセレブの世界に浸れました♪
母親を失くし寂しい境遇の肥満児だったヒロインがダイエットに成功して生き方までも変えていく、というお話でもあります。
ロマンスも極上で、最後のアカデミー賞授賞式のシーンにもドキドキ♪
続編
の「スクループルズ2 愛と野望の物語」(上)(下)ジュディス・クランツ 小沢瑞穂訳 新潮文庫も同様に面白いですよ。
朝焼けの歌 ジュディス・ダンカン
内容ですか? 一言では言えません!
でも、ちょっだけ・・・
自分の気持ちを上手く表現できず、夫の元を去ってしまったヒロイン。
それが原因で 昔で言えば「村八分」状態。
でもその夫がゲリラに捕まってしまい、国もなかなか彼を救い出せずにいるなか、
彼女は財産を担保に借金までし傭兵を雇い救出。
でも、「村八分」状態を知らないヒーローに小さな息子が
「何故、皆はお母さんにやさしくしてくれないの?
お母さんには僕たちしかいないんだよ!」
(みたいな事を)訴えるんです。
もう涙なくしては読めなんです。
この本を読む前には ティッシュ1箱ご用意下さい。
お勧めです!
恋を教えて ジュディス・マクウィリアムズ
ヒーロー、ヒロインとも昔のコンプレックスが抜けず
それぞれ心に傷を持ちながら、それでも相手にひかれていくのを優しく書いている作品だと思います。
標的のミシェル ジュリー・ガーウッド
ここ一年間に読んだロマンス小説のザ・ベスト!
ガーウッド邦訳第一作目「心うち砕かれて」から更にパワーアップしています!
逞しく、頼りがいがあって、かつ知的なヒーロー☆大好きっ☆
優秀な外科医でありながら、生まれ故郷の南部の(地図にも載っていないような)片田舎に戻って開業しようとする、父親思いのヒロインにも好感が持てます。
そんな二人が惹かれあっていく様子は、・・・もう・・・たまりません(*^^*)。
合衆国南部の様子がよく描かれていて(激辛のガンボ・スープがでてきたり、沼に住みついている野生のワニに名前を付けたり・・・)、とにかく楽しい♪
脇役も皆個性的で、田舎の高校のフットボールチームの生徒達が登場して笑いをとったり、テンポよく、一気に読めました。
次回作(スピンオフ)が翻訳されるのが待ち遠しいです。
ファースト・レディ スーザン・エリザベス・フィリップス
RITA賞(米国ロマンス作家協会賞)受賞作のひとつが翻訳されたとあっては、読まないわけにはいかんでしょう、と新刊購入。
文庫553ページの長さを感じさせない傑作ロマンス。
ひとことで言うと、合衆国大統領だった夫を失くし、若くして未亡人となったファースト・レディの逃避行(放浪の旅)なんだけれど、これがユーモアたっぷりで面白い♪
シークレット・サービスの警備上の裏話(実話かしら?)も興味深く、有名人の苦労がちょっぴり理解できたような気がする。
彼女は、逃避行の途中で、自分のキャリアを取り戻すべく画策中のジャーナリストの男性と宿命的な出会いをし、彼の亡くなった元妻の娘二人(一人はティーンエイジャー、もう一人は赤ん坊)とともに4人でおんぼろなモーター・ホーム(所謂キャンピング・カー)に乗ってハチャメチャな旅をする破目に・・・。
道中、立ち寄ったショッピング・モールで開催された”そっくりさんコンテスト”への参加、キャンプ場で突如乱入してくる世話焼き老夫妻など、様々なエピソードがあり、擬似家族となった4人の絆が、しだいに深まっていきます。
主人公二人のロマンスの展開も、なかなか熱くて○。
「う〜ん、アメリカ人ってこういうの好きだよな〜」という”いかにも”なラストは出来すぎの感も・・・。
まあ、面白かったのでよしとしましょう(笑)。
黒い羊
スーザン・フォックス
-☆-何度読んでも、涙.涙.涙です(>_<)
時の旅人クレア I 〜III ダイアナ・ガバルドン
これはもう”ロマンス小説”というジャンルでひと括りにするには無理のある、余りにスケールの大きな作品、「Outlander」シリーズ第一作の翻訳版。
多彩な登場人物、魅力溢れる主人公達が織り成す壮大な歴史フィクション。
18世紀のスコットランドへタイムスリップしたヒロインが史実に基づいた”スチュアート家の王位復古の反乱”に巻き込まれ、波乱万丈の半生を送ります。
舞台はやがてヨーロッパから海を越えてアメリカ大陸にまで広がっていきます。
ロマンスだけに留まらず、政治的策略や駆け引き、手に汗握るドキドキ場面、ずし〜ん、と心に響く感動シーン、その他盛り沢山!
深い愛で結ばれながらも過酷な運命に翻弄されていく主人公達、二人をとりまく人々の絶妙な人物描写(単に善玉、悪玉というのではなく、それぞれに人情の機微が描き出されているのです)。
あらゆる場面で巧みに伏線が張ってあるので、読み進めていくうちに「そういうことだったのか!」と唸らされること数知れず。
ミステリーな部分が多く、シリーズを通して謎解きする楽しみもアリ。
既に感情移入しすぎている私には、もはや冷静に語ることは不可能です(告白)。
上記3作は原書「Outlander」を三分割して翻訳したもので、以下「
Dragonfly inAmber」、「Voyager」、「Drums of Autumn」、「The
Fiery Cross」と、続きます。
来年にはシリーズ最新作の「A Breath of Snow and Ashes」が本国にて刊行される予定。
「Dragonfly in Amber」については、『ジェイミーの墓標』1〜3としてヴィレッジブックスより邦訳が発売されています。
もしも「時の旅人クレア」を読んで気に入ったなら、原書にトライしてみるのもいいかも☆
ジェイミーのスコットランド訛りのセリフにハートを鷲づかみされること請け合いです!
キャンドルを消す前に デイ・ラクレア
「秘密のサンタクロース」のスピンオフ。
(こちらが先です)
「秘密の・・・」もいいんですけど、この作品ヒーローの娘が、かわいいんです〜〜。
この2作品を読む前に「そそっかしい恋人」「その一言が言えなくて」を読むとなんとなく「おや??」と思えるつながりがありますよ。
シングルズバーの男 デビー・マッコーマー
デビー・マッコーマーは幅広いジャンル(っていうのかな、作風が多彩なの)のロマンス小説を執筆していて、面白い作品がいっぱい☆
でも数多く出版されている彼女の本を全部読破したわけでもないし、ザ・ベスト!を選ぶのは難しいな〜。
たまたま昨日読んだ「シングルズバーの男」が私好みの一冊だったので、取り敢えず一票入れておこうかと。
図書館司書のジェーンは27歳。
男性経験は皆無。
べっこうのメガネをかけ、冴えない服装をして、平凡な毎日を送っている。
ある日、高校のクラス会に同伴してくれる男性を見つけるため、思い切ってシングルズバーに乗り込んでいく。ところが、そこで遭ったのは、同じアパートに住む謎の男性だった。
麻薬の売人風のその男・ライリは、ジェーンを子供扱いしたようなセリフを彼女に投げつける・・・・。
クラス会の同伴者を得たい一心で、「恋人獲得のための八つのステップ」といったハウツー本を読み、必死に勉強するジェーンが可愛い。
一方、ライリが、ジェーンのように無垢な小娘には自分みたいな人間が近づくべきでないと必死に彼女を避けようとするのが、また面白くて!
”キスをしないようにするのに、長年かかって鍛えた鉄の自制心を総動員しなくてはならなかった”
とか ”どうしてこんないい匂いをさせるんだ。彼女は春のようだ。爽やかで、ひたむきで、信じられないほど純真で疑うことを知らない。おれにはそれが恐ろしいんだ。”
とか、四六時中、心の中で葛藤しているの(笑)。
極めつけは、このセリフ。
「そんなねんねでどうするんだ?」
あははは〜!いくら抵抗しても無駄。
無邪気で清らかなジェーンに、世慣れたライリはもう”メロメロ〜”(笑)。
ちょっと疲れた時の気分転換に一冊、如何でしょう?
マクレガー家シリーズ ノーラ・ロバーツ
私のなかでは別格です(^^;)
どの作品でも根底にあるのは家族愛だと思います。
それぞれ全く違うストーリーを生み出せるあの筆力!
またどれも面白い〜!人気シリーズは数多くありますが、マクレガー家シリーズがこんなに面白いなんて!
ダニエルの次の標的(?)はだれなんだろう。楽しみです。
バレンタインの秘め事 ヘザー・マカリスター
なんと、Tからの推薦となってしまいました(*^_^*)
…ヘザー・マカリスターの著書のいずれかを挙げることは早くから決めておりまして、できれば著書のすべてを収集後、全部読破してから最もお気に入りのものをチョイスしたかったのですが「集めて♪読んで♪チョイスする♪」時間が今回はございませんでした(>_<)
まことに☆ザ☆ン☆ネ☆ン☆
そこでHQの日本語訳版で「ヘザーもの」の最新作を出すことにしました。読んでいてたいへん楽しかったものですから推薦できるかなぁ…と。
わたくしにとってはヘザーの著書はどれも『なんだか読んでいてほっとする癒し系モノ』です。
大人気の作家さんの著書のようなダイナミックなストーリー展開や超魅力的なヒロイン&ヒーローによるめくるめくラブストーリーではありません。
むしろ、10数年前の若かりし頃の自分自身や周辺の友人達の恋愛話…といった風情を感じます。
『バレンタインの秘め事』は「魔法のスカート」という3人の作家の共作による3編のシリーズの真ん中のお話です。「そのスカートをはけば周囲の男性をスカートの魔力で虜にでき、スカートの持ち主は必ずめでたくゴールインできる」という伝説のスカートを手に入れたヒロイン達がスカートを履いたら…さあ、どうなるか…と、なるわけですが、ヘザーのお話では前作でスカートのおかげ(?)で結婚できた友人からスカートを引き継いだものの、そのスカートを履くことになるのはストーリーも後半にさしかかる頃でしばらくテーマの「魔法のスカート」は完全に忘れ去られてしまいます(笑)
ヘザーのヒロインはスカートを履いてパートナーを探す必要はなく、実はヒロインが住む同じアパートに意中のヒーローがいるからです。たまたま共通の嗜好があることがきっかけで(ネタばらししてはおもしろくないのでこの程度の表現にしています)二人はよき友達同士としてご近所付き合いと友情を深めているのですが、ヒロインにとってはヒーローはあまりに魅力的で、意識せずにはいられない「軽い片思い」の状態…
ヒーローにとっては、彼女は「生まれて初めての素敵な女友達」であり、なんでも話ができる気のいいヒロインのことが大好きなので、この雰囲気をキープしていたい、と思っています。
ところが、だんだんと男女の関係をお互いに意識せずにはいられなくなってくるわけです。
二人の気持ちの変化が軽妙に語られていきます。
はっきりいってテンプテーション的なノリを期待してこの本をお手に取った読み手の方は、腹を立ててしまうかもしれないほど、非テンプテーション的なタッチでストーリーが進行します。
全編の2/3までは心理的なドキドキ感でじわじわと盛り上げていき、残りの1/3で一気に「T」っぽいドギマギ感でエンディングまで突っ走る!!といった展開です。お勧めです(^O^)
雇われたプリンセス マリオン・レノックス
この方の作品、ヒロインが元気です。
オーストラリアの方だそうでどの本もオーストラリアが絡んでます。他の作品もおもしろいですけど、私の初マリオンがこれでしたので。
素顔は見せないで リサ・ガードナー
スリリングなロマンティック・サスペンス。
何気なく手に取った一冊でしたが、これが読み始めたら面白くて!
主人公テレサ(テス)が18歳で結婚した相手、ハンサムな警察官のジムは、完璧な夫のように思えたが、実は連続殺人鬼だった。
実際にこんなことが自分の身に起こったら、と思うと・・・・・ブルブル、「怖いよ〜〜〜っ」。
一緒に暮らしている夫の、残忍な部分が少しずつ表面化してくるところや、テスのお蔭で逮捕されたジムが、復讐のために脱獄し、テスの命を狙って動き始めるところなど、まるでスティーブン・キング並みの恐ろしさでした。
我が子サマンサと自分の命を守るため、テスはおとなしく、頼りないだけの存在から、闘う女性へと変貌を遂げます。
彼女を助けることになる、元海兵隊員で傭兵のJ・Tもなかなか☆
つらい過去の記憶から逃れ、現実逃避のために常にお酒を飲みたがっているあたりも人間らしさが感じられていいと思う。
ジムが警察やFBIのの裏をかき、テスを追い詰めていく終盤は、もう息つく間も惜しんでページをめくっていました。
でも、”あの人物”の正体が・・・・最後まで判らなかった私は、やはりこの手のミステリーに疎いってことでしょうか・・・?
(だってあれはどう考えたって、あり得ないでしょう?・・・ブツブツ。)
リサのこの後の作品、「あどけない殺人」 「誰も知らない恋人」も同じくヴィレッジ・ブックスより翻訳が出版されています。
「どうもスリラーっぽいのや、重い話は苦手で」という方には、彼女がアリシア・スコット名義でHQ時代に書いた”マクシミリアンの子供たち”3三部作
LS-57 「赤い髪の伝説」
LS-59 「月夜の復讐」
LS-61
「探し求めたものは・・・」
あたりが、さらりと読めていいかもしれません♪
あなたとウェデイング リズ・フィールディング
痩せたいでも食べたいと思っている人はヒロインの行動、理解できると思う!
「理想的な婚約者」
「恋の味付け」のスピンオフです。
ヒーローとヒロインの偽装婚約が本物になっていく過程がいいです。
あなたとウエディング リズ・フィールディング
初めて読んだリズ・フィールディングがこんなに面白くて、あら、どうしましょう♪
偶然のめぐり合わせによって、女性主人公・ドディのダイエットを手助けすることになった男性主人公・ブラッド。
身体を動かすことが苦手なドディを叱咤激励してジョギングさせたり、彼女が家中にリスのように隠し持っているお菓子を探し出して没収したり、・・・とにかく可笑しい。
どうしてもハンバーガーを食べたい!という衝動に駆られ、ブラッドの目を盗んで自転車に飛び乗り、ペダルを全速力で漕いでファーストフード店へ駆け込むドディ。パクッと夢中でかぶりつくところでブラッドに止められるのだけれど、そのあたりのシーンも良いわあ。
ドディがつい過食に趨ってしまう理由はそれなりにあるとはいえ、HQにありがちな”性悪女”は登場しないし、ドロドロした展開にもならず、最初から最後まで気持ちよく読めました。
そういえば仕事のストレスや恋愛に行き詰って悩んでいた時など、私も甘いものに救いを求めていた頃があったな〜、と懐かしく回想・・・。デスクにチョコレートをこっそりしのばせておいたり、自分一人の為にケーキを買って帰ったり(何だか遠い昔のことのような気がするけれど・・・苦笑)。
それ故ドディの気持ちが一層理解できるのかも。
ちょっぴり太めだけれど、明るくて素直なドディを応援したくなるのは人情ってものですね。
そして、ブラッドがこれまた優しくて理性的なの〜。
しかも、セクシーなんだな♪(これがポイント)
こんな素敵な男性に支えてもらえたら☆と女性が夢見るような理想のタイプといっていいでしょう。
リズ・フィールディングの他の作品もこれと同様、ご機嫌な作風なら、是非読んでみたい!と思わせる一冊でした。
秘密 リン・グレアム
愛人・シークレットベビー・逃避行・別離・再会・記憶喪失・元サヤ・ワケ有り結婚・すれ違い・ヒロインの涙・でもお約束の大団円ハッピーエンド。 ハーレクインのレギュラーメニュー大半がぎっしり詰まって集約されたこの1冊。 マルチビタミンのようなスグレモノです。 この『秘密』は涙を誘う佳品ですが、同じく大富豪で傲慢なヒーローと無垢でけなげなヒロインの設定が活かされた『スペインのシンデレラ』は笑えて素敵です。 ブラボーリン・グレアム!!
あの日を探して リンダ・ハワード
ザ・ベスト!にこの一冊ははずせません。
飲んだくれの父親に娼婦のような母親、まじめに働こうと努力もしない兄達、母親同様、男に媚を売ることしか知らない姉・・・・少女フェイスの家族は町の人々からクズ呼ばわりされていた。
貧しくすさんだ家庭環境の中、ひとりフェイスだけがよくぞグレることもなくまっすぐに育ったものだと驚くばかりです。
知的障害を持つ幼い弟の面倒も、彼女が一手に引き受けているし。
そんなフェイスが人知れず思いを寄せているのは、町の名家の御曹司グレイ。
まるで実るはずのない「ジゼル」や「人魚姫」の恋のよう(涙)。
不倫関係にあったフェイスの母親と町の名士(グレイの父親)が12年前に失踪した事件の真相は・・・?
というサスペンスにもなっているんだけれど、いつも最後まで犯人が判らない私が、今回に限って気づきましたわ!
よめちゃったんだな〜。
でも、いいの。
主役二人のロマンスが最高だから。
フェイスがまだ子供だった頃、憧れの青年グレイが、その夏付き合っていた女性と○○○しているところを覗き見てしまう場面。
フランス語の得意な彼はなんと愛のささやきをフランス語でしているんですね〜〜〜。
フェイスは後々までそのことをしっかり覚えています(笑)。
皮肉なことに彼女は14歳の時、例の事件に激昂したグレイによって町を追われてしまうのですが、彼はフェイスを苦々しく思いながらも、ネグリジェ姿の彼女を見て、欲情しちゃってます(笑)。
なんてったって、アメリカ人の女の子は発育いいから〜。14歳なら、もう立派に出るところは出ているもん。(下品でごめん、カット。汗)
12年後に再会した二人のラブシーンが、また熱いのなんのって・・・
あんなところや、こ〜んなところで、もう至る所で☆致しちゃうんですのよ!
(何を隠そう、この中のひとつは、私もかつて一度だけ経験アリ…(*^_^*)<--あ、これもカット。笑)
最近の日本の若い男性はやさしいばかりで、強引なところがなくなってきているという話をよく耳にするけれど、やはり男はグレイのように強くあって欲しいものだわ〜。
(いい男に追いかけられたい、迫られたいっていう私の願望が強すぎるのかな?)
最後の公衆の面前でのプロポーズのシーンには、ほろりとさせられました(嬉し涙)。
Mr.パーフェクト リンダ・ハワード
口の悪い女性は嫌いですか?
人柄さえ良ければ私は全く気になりません、そう、このヒロインのように。
(むしろその逆の方がイヤ。言葉は気取っていても性悪っていうのが。<--当たり前か)
相手が誰であれ、ポンポンと言いたい事を言い、愛車をかっ飛ばし、職場の仲間とジョークで”完璧な男の条件リスト”なるものを作成したこのヒロインは、今どきの等身大のアメリカ人女性なのかもしれません。
とはいえ、罪もない彼女の親しい友達が次々に連続殺人鬼の手にかかって・・・という流れは、ちとキツイですね。
この部分は受け付けられない、というファンも多分いるでしょう。
男性主人公のいかにも男らしい刑事が、起き抜けに何も身につけず(つまり素っ裸で)自宅のキッチンの冷蔵庫から取り出したジュースを、直接ラッパ飲みするシーンが印象に残っています。
松田優作を思い出しました。
その眺めをたまたま開いていたカーテンから見てしまったヒロインの心の中のセリフが爆笑もの。
「あなたのマットレスにしてちょうだい、と口走りそうだ」とか(笑)。
彼女が愛車を洗車している最中、ふざけて二人して水の掛け合いになる場面も好き。
リンダの描くラブ・シーンは最高です。
かなりキワドイのに、不思議といやらしさを感じさせない。
激しいけれど、それだけじゃない。
その点においても他のロマンス作家の追随を許さない名人の域に達しているといえるでしょう。
そして、主人公二人がつまらぬ誤解、曲解をして泥仕合を演じたり、あれこれ相手のことを詮索した挙句、プライドの張り合いで仲違いするなどという馬鹿馬鹿しい時間の無駄が全くなく、ストレートなところが読んでいて気持ちいいのです。
二人のやりとりの可笑しいことといったら!
ヒロインは何を言われても、負けずに毒舌でバンバン言い返しています(笑)。
終盤ヒロインが連続殺人鬼のターゲットになってからはもう、ハラハラ・ドキドキ・・・
犯人は予想外の人物で、最後の最後まで私は気づきませんでした(え?それは私だけ?)
心閉ざされて リンダ・ハワード
泣けるお話。
胸にジィ〜ンとくるロマンスのザ・ベスト!
悲しく、つらい境遇にも関わらず、ヒロインが自分の感情を押し殺して、ひたすら頑張る健気な様子・・・
長年慕い続けてきた片思いの相手への彼女の思いの強さには心を打たれます。
殺人事件のスキャンダルによって、生まれ故郷を捨てた男性主人公の彼と10年後に再会してからは、常に二人の間に漂う緊張感に、もうドキドキさせられ通しです。
彼女の不眠症の特効薬は彼との熱い○○○(*^^*)ポッポッ。
そして・・・事件の意外な真相にもあっといわされました。
二度殺せるなら リンダ・ハワード
自立心の旺盛な看護婦(心の中の孤独や繊細さはひた隠しにしている)と、何者かによって命を狙われる彼女を守ろうとする、ニューオーリンズの有能な刑事、という私好みの設定。
何しろリンダですから、話の運び方の巧いこと巧いこと。
父親の葬儀に一人ぽっちで参列した彼女に、雨の降る中、やさしい心配りをみせる彼。
ああ、羨ましい〜〜〜。
彼の運転する車で、二人が自宅へ向かい、ガレージの扉をリモート・コントローラーで開けるやいなや、ギリギリのタイミングで車を中へ滑り込ませると、彼女が思わず首を竦めるシーンも印象的でした。
そう、車の運転の上手い男性は○○○も上手ってよく言うでしょ?
この刑事なんか、その典型ではありませんか。(って、こんな下品なコメント、アリかなぁ〜。ま、匿名だからいいか。どうせカットされるだろうし。笑)
リンダの描くヒーローは保護欲、所有欲の強さがピカイチ。
そして、こうと決めたら、猪突猛進、一点の迷いもなく押して押して押しまくる〜☆
その上、精力絶○(<--これ、忘れちゃいけない大事なポイントね☆笑)。
最初のデートで、コトに及ぶ際、用意周到だった彼に対して、後でそれを知った彼女が怒る気持ちもよ〜く判りますが、私ならそれでもOKよん♪許す(笑)。
彼女を守るためなら、火の中、水の中〜の彼がラストで美味しいところを他のヤツに持っていかれてしまったのもご愛嬌♪でしたね。
夢のなかの騎士 リンダ・ハワード
私にとっての初リンダ作品。
タイムトラベルなのよ〜。ロマンス・サスペンスなのよ〜。
ストーリーの面白さもさることながら、中世の騎士・ナイルの魅力に見事ノックアウト。
強いだけでなくて、どことなく影のある孤高の人(これに滅法弱いんだわ)。
彼には傲慢なところが感じられなくて(めっちゃ絶○だけど・・・笑)、肉親を失った孤独なヒロインの心の支えになってくれる。
二人のホットシーンはひたすら熱く、クラクラさせられっぱなし・・・(*^^*)。
現代でのヒロインの逃亡潜伏シーンもスリル満点でよかった。
古文書が解読できたら楽しいだろうな〜。ゲール語、話してみたいよな〜(英語すらおぼつかないのに?笑)。
7年目のキス ローリー・フォスター
Tの作家さんで一番のお気に入りです。
ソーヤーズ兄弟シリーズのスピンオフです。
■ ワースト本
幻を見ていた夏 アン・メイザー
父親の後妻(悪妻)に少年時代から熱を上げ続けているというのも気持ち悪いが、その後、妻に「彼女とわたしとどちらを選ぶか」と聞かれて後妻を選んだというのも輪をかけてきしょい。
ヒロイン(後妻の娘)が母の行方をたどって現れ、彼女に惹かれたヒーローは「ずっとのぼせあがっていただけだったなんて」と言うが、そのヒロインの外見は後妻と姉妹というくらいそっくりで若いのだ。
単に、歳くった後妻より若い娘を選んだだけじゃんか!
ワインの赤は復讐の赤 エマ・ダーシー (ワースト微妙?)
ヒロインは惨殺されて、ヒーローが脇役の女とくっついて終わる話。このヒーローも、前妻もヒロイン(後妻)もともに自分の母親に焼き殺されて、不幸というか奇篤というか。
ともかく「ハーレクインでヒロインが死ぬなんて」と、びっくり驚いた本。
読後、Coccoの「遺書。」という曲が頭でぐるぐる回っていました。
* ネタバレになってしまうので、ここの文章は紹介してもしなくてもいいというコメントがありましたが、せっかくですから紹介しました。
運命の導くままに カーラ・ネガーズ
この本に限らず、犯罪をしておきながら開き直ったり感情面で多めにみてもらおうとしたあげく、逆切れするヒロインは多いのですが(しかもそれが通るので、外国って人情話で犯罪OK?とよく思います)、このヒロインはいきすぎて全然同情心が沸かず、むしろ犯罪者として裁かれた方がヒロインのためではなかったかと思います。
田舎から出てきたヒロインは、都会のボストンで自分の身元を偽るためにボストンの大富豪の名前を騙り(この辺に全然説得力がない)、無銭飲食をするわその男の妻だと噂を広めるわ高級ドレスを男のツケで買うわ講演会の講師を引き受けるわパーティに出るわ、さんざんやらかした揚げ句、とうとう捕まったら「わたしは詐欺師でも嘘つきでもない。戦略が間違っただけ」と言い張り、警察をほのめかされると三百年前の事件を持ち出して、正当な扱いを自分が受けられるはずがないと男を責める。セックスアピールがあれば煙にまけて許される的な話の展開にはついていけない。最初から最後まで、説得力に欠けてヒロインに腹が立ちっぱなしの本でした。
デボラの生きかた ジャネット・デイリー
・・・ダンナと奥さんの話じゃなくて、ダンナと愛人(恋人?)の話だ。
不倫の話は、私もなんだか納得いかないというか、現実味を帯びてて、HQらしくないな。設定が暗い。
ストーリーは、ヒーローの奥さんが繊細すぎる人で、子供を事故で亡くしたあと自分を責めるあまり、アル中になってる。
精神的にもう半分おかしくなってる状態なんだな。
この場合は、状況が状況だけにヒーローの性格に問題があるとは思わないんだけど
結局は妻帯者なわけだから、秘書であるヒロインとの恋愛感情は不倫だろうなー。
裏切りのラプソディ ステファニー・ハワード
この、ヒーローの最後の打ち明け話が嫌い!
ヒーローに横恋慕してる敵役がいるんだけど、彼女の罠にまんまとはまり、二人は別れるのだが、そのあと、ヒーローはその女とできてしまうのだ!!
ヒロインと再会したあと、やっぱりこっちが良いと、復縁する話なのだが読んでてむかむか!
ヒーローが洗いざらい、そのことを白状するのが、嫌いなシーン。
こんな男、捨てちゃえ!と思ったのだが。
なんだかしっくりこないよなぁ、ふつうはここで
「君しかいなかった」っていうだろ!と思いました。
彼女とは結構楽しかった、なんてほんとでも言うな!!!!
雨の日の二人 バーバラ・デリンスキー
・・・ワーストというか、普通こういう女はヒロインにならんのではないかと。
求婚しているヒーローに向かって、彼女の計画を条例違反で訴える女を誘惑し、ベッドを共にして、意見を変えさせてくれと頼むヒロイン。直後「あなたを愛しているわ」と言い、ハッピーエンドになるが、なぜヒーローがそれを信じられるか分からず。
自分の目的のためにほかの女とのセックスを提案する女と結婚して、はたして幸せになれるかヒーロー?
読後感の悪い本でした。
別れるための一夜 リン・グレアム
およそここまでおバカでガキで空回りで身勝手なヒロインは知らない。
「分かっている」と言いながらその実全然分かっておらず、そのときの口先ばかりの反省で身勝手なことを自己主張するヒロインというのはちょくちょく見かけるが、ここまでその道を突っ走っているヒロインもめずらしいと思う。
最初っから最後まで、成長というものがなかった。よくヒーローはこんな子ども思考のヒロインとやり直そうと思ったものだと感心。あまりの身勝手な自己主張に全く共感が持てなかった本。
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